ECフィルムは民族映像、生物学映像、技術科学映像からなる3000タイトル強の映像の百科事典です。16mmフィルムで保管され、一部がデジタル化されています。ECフィルムの日本国内での上映、教育的な利用の権利は、(公財)下中記念財団が保有しています。

「フィルムを探す」リストは1992年に(公財)下中記念財団EC日本アーカイブズにより発行されたインデックスをもとに作成しました。

※タイトル、地名、民族名などは基本的に製作当時のものを採用しています。
※膨大なテキストを手作業で入力しました。記載ミスなどにお気づきの方はお知らせください。

  • ほとんどが16㎜フィルムです。
  • 一部がデジタル化されており、DVDで貸し出しが出来ます。
    貸し出しについてはこちら(個人視聴/研究利用上映利用
  • 解説書は原則的にドイツ語です。
  • それぞれの項目をクリックすると、ソートができます。
  • 同じタイトルのものが複数並んでいるのは、複数の分類がされている場合です。
  • デジタル化が進めば貸し出しできるものが増えていきます。
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デジタル化済みフィルム

DVDでの貸出が可能なタイトルのリストです。民族学映像、生物学映像、技術科学映像が混在したリストです。現状では貸出ができないタイトルも、今後デジタル化が進めば貸出することができます。

民族学映像

世界各国の様々な地域や民族の生活文化が、ものづくりや食文化、祭りや芸能、儀礼等の細かな現象に分けて記録されており、そのなかには現在はグローバル化や戦争等によって既に失われたアフリカやオセアニアの先住民文化、またドイツを中心とするヨーロッパ農村部の民俗文化など、多くの貴重な映像が含まれます。
※デジタル化されていないタイトルも混在しています。

生物学映像

動物行動学の父、コンラート・ローレンツなど当時の著名な研究者の監修のもと、野生生物の動物行動学関連の寄託フィルムのほか、ドイツ・国立科学映画研究所(IWF)が製作した顕微鏡やスローモーション撮影による微生物や原生動物等の映像、高速度撮影による捕食の瞬間映像など、様々な映像資料が収蔵されています。人間も動物行動学の一研究対象として記録され、他の動物と比較できるのも大きな特徴です。
※デジタル化されていないタイトルも混在しています。

技術科学映像

肉眼では観察困難な現象、例えば光学顕微鏡レベルでの金属の切削過程の動態的な記録や、液晶、金属の形状記憶効果など様々な特殊撮影を駆使したフィルムが含まれます。また、失われつつある技術の産業考古学的映像資料の保存記録も目指されました。
※デジタル化されていないタイトルも混在しています。